美容と健康のためにも、毎日多めの水を飲むことが大切な理由

お水を1リットル飲むと、体にいいことがあるのをご存知ですか? 実はお水を1リットル飲むようにすると、健康の維持だけではなく、美容にも役立つのです。今回は身体の中にある水分の役割や、水分を十分に摂ることで得られる美容効果、そして正しい水分補給について解説していきます。

みなさんは毎日、どれくらいの水分を摂っているでしょうか。本来、人が摂取するべき水分の量は、毎日の生活で失われる2リットル。食事からも摂れますが、それでも自分で1リットルくらいの水を飲むのが望ましいのです。しかし実際は、1リットルもの水を無意識に飲んでいる人は少数ではないでしょうか。

近年は美容面や健康面から、意識的に水を多く摂る人も増えてきました。しかし中には、面倒に感じたり「そんなにも飲めない」と思ったりする人もいるかもしれませんね。そこでこの記事では、上手に水分を摂取できるタイミングも紹介します。

身体を構成するほとんどが水

新生児の身体の70~80%を占めているのが、水分です。一般的な成人の場合は50~70%が水分です。この水分量は、加齢とともに減っていき、50%程度まで低下すると言われています。

つまり人間の身体の中の半分以上が水分で、生まれたての赤ちゃんの身体に至っては、約8割を占めるのです。人体には、こんなにも水分があるのだと驚かされます。

身体の水分は生命活動に不可欠なもの

ではそんなにも多くある身体の水分は、一体どのように使われているのでしょうか。実は身体の水分は、私たちの生命活動に欠かせない、大切な役割を果たしています。例えば以下のような働きです。

  • 体温調整
  • 筋肉を動かす
  • 血液で全身に栄養素を運ぶ
  • 汗や尿と一緒に身体の外に老廃物を排出する

こうした役割を担う水分が、成人の場合、日々2リットル、就寝時だけでも300ccも失われているのです。しかし残念ながら、多くの人がそのことを意識しないまま生活しているのが現状でしょう。

女性にうれしいダイエット効果&美容効果

生命活動に不可欠な身体の水分。失われる分だけ積極的に摂りたいものです。しかし積極的に水分を摂ることは、健康面だけでなく美容面にも効果があるのをご存知ですか?ここでは水を飲むことで得られる、女性にうれしいダイエット効果や美容効果について解説します。

老廃物を排出しやすくなる

水を飲むことで、血液の循環がスムーズになります。老廃物を排出しやすくなって、代謝がアップしたり、むくみにくくなったりすると言われています。

エステによっては、セルライトなどの老廃物を分解して、尿として体外に排出させる施術があるでしょう。その排出のためにも、十分な水分が必要になります。

肌の水分量アップ

水をたくさん飲むことで、肌の水分量も上がります。そもそも肌細胞も、60%が水分なのです。この水分が足りなくなると、ターンオーバーがうまくいかなくなり、ゴワついた肌になってしまうことも。肌のためには、化粧水による外からの水分補給だけではなく、身体の内側からの水分補給も大切なのですね。

このように、普段何気なく行っている水分補給ですが、さまざまな美容効果があるのです。そうとわかれば、やはりきちんと水分を摂っておきたいところですよね。

水以外の飲み物じゃだめ?

水分摂取は、水以外の飲み物でも構いません。「水分補給=水を飲む」と言うイメージがありますよね。水はノーカロリーなので、頻繁に飲む物としては望ましいでしょう。しかし汗をかいた後は、水分と一緒に失われるミネラルも含んだ麦茶もおすすめです。

カフェインの利尿作用で敬遠されがちなコーヒーや紅茶も、水分ではあるので、何も摂らないよりは飲んだほうが良いでしょう。ただし、できればノンシュガーで飲むようにしてくださいね。そして、妊娠中・授乳中の女性は、カフェインを控えめにしましょう。

水分補給のタイミング

水分補給はこまめに、少しずつ飲んで行うのが理想です。しかし意識をしないとつい忘れてしまいがち。そこでここでは、水分補給のタイミングを紹介しましょう。おすすめは以下の5つのタイミングです。

  • 起床時
  • 食事前
  • 運動前後
  • 入浴前後
  • 就寝前

これらはいずれも、水分を要する前後に水分を摂取するもの。とくに就寝中は、約300ccもの水分が失われます。就寝前と起床時にはコップ1杯の水を飲み、水分補給に努めましょう。

こまめな水分補給のポイント

自分のタイミングで少量ずつ水分補給ができるように、飲み物は持ち歩きましょう。喉が渇いてから多量に飲み物を飲む人も多いでしょうが、一度に多く飲んでも吸収できません。

また、喉が渇いたと感じたときは、すでに身体の脱水が始まっているのです。喉の渇きを感じる前に、水分を摂るようにしましょう。

身体が吸収しやすいのは常温の水分

身体が吸収しやすい水分の温度は、常温です。喉が渇くと冷たい飲み物を飲みたくなりますね。しかし冷たい水分では吸収の効率が劣り、身体を冷やす原因にもなります。できれば避けましょう。

昨今はコンビニにも常温の飲み物が置かれています。出先での水分補給に活用してみてはいかがでしょうか。

どれくらい飲めばいい?

人間が毎日失う2リットルの水分うち、食事で補える水分が約1リットルと言われています。そのため、水分として意識的に「飲む」必要があるのは、残りのおよそ1リットルです。この1リットルを小分けにして、少しずつ飲んでいきましょう。

例えば前述した5つのタイミングで200ミリリットルずつ水分を摂れば、合計で1リットルになります。200ミリリットルはコップ1杯強くらいなので、5つのタイミングでコップ1杯ずつを目安にすると、おおよそ1日1リットルを目指すことができるでしょう。

水を飲んで美しく!

いかがでしたか? 「1日水1リットル」と聞くとお腹がいっぱいになるような、少し苦しい気持ちになるかもしれませんね。しかし、つねにペットボトルやタンブラーをそばに置くようにして、今回紹介した5つのタイミングや、家を出る前、電車待ちの時間、出先に着いたとき、電話を終えたとき……など、少しずつを頻繁に飲めば1日1リットルも目指せるでしょう。

老廃物の排出、むくみの予防、肌の水分量アップなどが期待できる毎日の水分補給は、大切な美容のための行為。できるだけ自分の美容と健康に役立つよう、正しく水分補給を行ってくださいね。