骨盤が開く原因って?セルフチェック方法と効果的なストレッチとは

ダイエットのキーワードと言える「骨盤」。この骨盤がゆがんで開くと、冷えやむくみ、生理痛などの身体の不調や、ポッコリお腹、お尻が大きく見える原因にもなります。

しかし骨盤が開く原因とは、一体何なのでしょうか。そして自分の骨盤が開いているのかわかる方法や、それを解消できる方法はあるのでしょうか? 

今回は、骨盤が開く原因と、開いたときに起きる身体への影響を解説します。そして自分の骨盤の状態をチェックする方法や、骨盤を矯正するのに役立つストレッチもご紹介しますよ。

女性は骨盤が開きやすい?

実は男性よりも女性のほうが、骨盤が開きやすい傾向があります。その理由は以下の3つです。

姿勢

以下のような習慣は、骨盤が開く原因になります。

  • 猫背
  • 片方の足に体重をかけて立つ
  • 高いヒールを履く
  • 何かにもたれる
  • いつも同じ側の肩にバッグをかける
  • 脚を組んで座る
  • 女の子座り(アヒル座り)をする
  • 背もたれにもたれて座る

このような習慣によって姿勢が悪くなると、骨盤のゆがみや開きにつながります。中でもヒールを履いたり、女の子座りをしたりするのは、女性特有の習慣と言えるでしょう。

また男性よりもデスクワークが多い傾向にある女性は、何かに持たれたり、足を組んで座ったりする習慣も付きがち。長時間同じ体勢でいることが多い人は要注意です。

筋力の低下

長時間のデスクワークは、運動不足につながります。運動不足は、骨盤まわりの筋力低下の原因になることも。骨盤を支える筋肉が衰えてしまうと、骨盤を正しい位置に保てず、開く原因になるのです。

出産

女性は骨盤の幅が広く、出産のために開きやすくなっています。妊娠中から少しずつ開いていく骨盤は、出産を終えると、元に戻ろうとします。しかしこの期間に悪い姿勢で座っていると、開いた骨盤が戻りにくくなってしまいます。

あなたの骨盤は大丈夫?開きをセルフチェック

鏡で自分の姿を見ても、骨盤が開いているかはなかなか分からないものです。そこで今回は、自分で簡単にできるセルフチェックをご紹介します。

仰向けに寝転び、両脚をまっすぐ伸ばし、左右のかかとは少し離します。左右のつま先が開いた角度をチェックしましょう。

1. 左右のつま先が均等に開き、80度~90度になれば正常です。

2. もし左右非対称になっていたら、骨盤が傾いている可能性が。 

3. つま先の角度が小さい、もしくは内側を向いているなら、骨盤が閉じ過ぎている可能性があります。

4. そして90度より大きく開いている場合は、骨盤が開いている可能性が高いです。

骨盤が開くことで起きる影響

セルフチェックをしてみて、「自覚がなかったけれど骨盤が開いているのかも」と言う人も多いのではないでしょうか。では骨盤が開いていたら、どのような影響があるのでしょうか。

まず、骨盤の開きは腰痛の原因になります。すでに腰痛に悩んでいる人もいるかもしれませんね。さらに、膝に過度に負担がかかっている可能性も。「少し運動をしようとしただけなのに、膝を痛めてしまった……」と言う事態も、もしかすると骨盤の開きが原因かもしれません。

また骨盤の開きは、骨格のバランスが崩れて姿勢の悪化にもつながります。歩き方が変わってしまい、美脚の大敵であるO脚やX脚になることも。この他にもお尻が左右に大きく見えたり、内臓の位置が下がってポッコリお腹になってしまったりと、骨盤の開きは外見にも大きく影響を与えるのです。

さらに健康面への影響も考えられます。骨盤が開いて内臓が下がることで、以下のような原因にもなるのです。

  • 代謝の悪化
  • 冷え・むくみ
  • 生理痛の悪化

もしこのような症状に悩んでいるのであれば、改善策として骨盤のケアも検討してみましょう。

骨盤矯正に効果的なストレッチ

前述したように、骨盤の開きは外見だけでなく、健康にも影響してきます。開いているならしっかり矯正したいですよね。そこでここからは、骨盤矯正に効果的なストレッチをご紹介します。

ねじりのポーズ

  • 両脚を伸ばして座ります。
  • 右膝を立てて、左脚をまたいで外側に右足を置きます。
  • 左膝は立てずに曲げ、右手はお尻の後ろに、左手は右膝に置きます。
  • そのまま息をゆっくり吐きながら、右側に身体をねじっていきます。
  • 反対側も同様に行います。

半月のポーズ

  • 両足を揃えて立ち、腕はまっすぐ上に伸ばします。
  • 両手のひらを合わせ、肘も膝も伸ばしたまま、腰を動かさずに上半身を右に倒していきます。
  • これ以上倒せないところまできたら、そこで静止。
  • ゆっくり戻して、反対側も同様に行います。

寝ながら1分ストレッチ

  • 仰向けになり、両膝を立てます。
  • 腰幅よりも広めに脚を開き、両手で足首を持ちます。
  • 左右交互に、膝を内側に倒します。
  • 左右を1回として、30回行います。

お尻歩き

  • 座って、脚を揃えて伸ばします。上半身は姿勢良くまっすぐ。
  • 両腕は胸の前でクロスさせます。
  • お尻を床から離さないように意識しながら、左右の脚を交互に前に出すようにお尻で歩きます。
  • 前に6歩進み、後ろに6歩下がります。

骨盤矯正でメリットも!今日から取り組みましょう

骨盤の開きを整えることで、冷えやむくみといった不調が軽くなるなど、さまざまな身体の問題解消につながります。

もちろん、代謝が上がり痩せやすい身体になったり、骨盤の幅のせいで大きく見えていたお尻が引き締まったりなど、ダイエット効果も期待できますよ。

骨盤の状態はすぐに劇的に変わるものではありません。しかし今回ご紹介したようなストレッチを続けることで、ゆっくりと効果は出てきます。いずれも気持ちよくできるものばかりなので、リフレッシュを兼ねて続けてみてくださいね。継続することで少しずつ骨盤が矯正され、開きも整えられるでしょう。